呼び水

日記です

小鳥と公園

この間のおやすみの日に、好きなお姉さんと好きな文鳥に会いに行った。前々からずっと楽しみにしていて、でも同じくらい緊張もしていた。インターネットで知り合った人(や、鳥)と直接会うというのを滅多にしないから。何を話せばいいか想像もつかず不安だった。Twitterでは水辺の写真を載せるばかりでそんなに多くは喋らないし、多分想像されている人となりとわたし自身のそれはかけ離れているのではないかなと思っている。

前日前々日と屋外で踊っていたせいで紫外線で目がやられて腫れぼったいのが少し恥ずかしかった。お土産を何にしたらいいかわからなかったので、前日に花屋さんに小鳥の写真を持っていってちいさなブーケをお願いした。私はきみたろのくちばしのやさしいピンク色がとても好きなのでピンクと白のかわいいお花を選んだ。本当は包みの紙も、きみたろの翼と同じやわらかい灰色が良かったんだけれど、用意できず白になった。それでも翌日手渡されたブーケはとてもかわいらしくて、なんだか嬉しくなってしまった。

はじめてきみたろを見たとき、あまりのちいささに驚いた。わたしは小鳥と遊ぶのははじめてで、きみたろを怖がらせてしまわないかとかなり心配していたのたけれど、会ってみれば思っていたよりずっと早く警戒を解いてくれた。嬉しかった。お姉さんがきみたろを呼ぶ声がやさしくて、本当に愛おしんでいるのが伝わってきて、胸がいっぱいになった。きみたろも、お姉さんにくっついているときとてもリラックスしているようだった。きみたろはやさしい小鳥、たくさんの愛を受けて、そのちいさなからだを震わせていっぱいに愛を返すかわいい小鳥。

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お姉さんはやさしくて、わたしがきみたろとたくさん遊べるように色々気遣ってくださった。ちいさいけれど確かな重みのある生き物がぴょんと指先や肩に乗ってくれた時、ちょいちょいとくちばしで遊んでくれた時、目の前で水浴びをしてくれた時、本当に嬉しかった。あんまりはしゃぐときみたろを怖がらせてしまうと思って静かに喜んだけれど、成功していたのかはわからない。

一生懸命水浴びをして、一生懸命からだを乾かして、たくさんごはんを食べて、遊んで、時々眠そうに瞬きをして。きみたろは本当に元気でかわいかった。最初の不安が嘘のように、お姉さんときみたろと楽しく遊んだ。お姉さんは素敵な水辺をたくさん知っていてやさしい声でわたしに教えてくれたし、きみたろとのいろんな話をしてくれた。お花も喜んでもらえたようで安心した。わたしはいつもせわしない話し方をしてしまうので、お姉さんの物腰の柔らかさと口調の穏やかさがとてもいいなと思った。風が涼しくて、すべてが穏やかな日だった。

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[水浴び後のふわふわ]

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 f:id:aomidorinomizu:20170529011318j:imagef:id:aomidorinomizu:20170529011329j:image[4つで100円くらい]

 

日付が変わってしまったのでもう昨日のことになるけれど、日曜日は非番だった。ひとつ下の後輩の女の子が仕事がうまくいかずめちゃくちゃ落ち込んでいたのだけれど、上手に励ますことができなくて、帰宅してから情けない気持ちになった。つい先日自分も大きなミスをしていろんな先輩に励ましてもらったばかりなのに、うまく元気づけてあげられなかった。なんとなく出かける気にもなれなかったので、久々にゲームを引っ張り出してきて何も考えず深夜まで遊んでいた。VCは懐かしいゲームに手が出しやすい。

Twitterを見たら海に行っている人が何人かいるようで、とても楽しそうだった。最後に友人と海に行ったのは何年前だろう。